2014年8月8日金曜日

Q : 看板に使われる材料には何がありますか?

A : たくさんの種類があり常に新しいものが出ています。


看板の種類に応じてそれに使われる素材、材料もさまざまなものがあります。
まずは先のご質問にもありました看板の種類を決定しそれに最適な材料をご使用することが一番になります。

一昔前までは多く使われていましたトタンなどの金属製のパネルは今ではアルミ複合板にほとんどが変わっています。アルミ複合板は発泡素材をアルミでサンドしたパネルで軽く錆びないのが一番の特徴です。メーカーもさまざまなありますがその中のひとつに「ソレイタ」というブランドがあります。

→ SOLEITAソレイタ 「伝えたい」をカタチにする (アルミ複合板のページ)

今ではこのアルミ複合板パネルにインクジェット出力シートを貼っているものが今の看板の主流になっています。パネル看板は比較的どこにでも設置できるので店舗の様々なところに使われます。正面入口のメイン看板から駐車場の誘導看板まで利用可能です。屋外でも屋内でもOKです。


このインクジェット出力も昔に比べて耐久性もあがり価格も安くなってきたので一番多く使われています。こちらも屋内から屋外まで使用可能です。(屋外使用時には対抗ラミネート加工を行います)昔はカッティングシートが主流でしたが現在はインクジェット出力に変わったため写真やデザインの幅も広がりました。

立体文字などもカルプ文字やチャンネル文字などがありますが、素材の違いが特徴の違いとなります。
カルプ文字は発泡素材を文字にカットしたもので軽くてどこへでも取り付けができ比較的お安く製作できるのが特徴となります。表面には上記のアルミ複合板や塩ビパネルを貼ることで耐久性を上げ、またシートを貼ることで様々な色やデザインを表現することができます。加工ルーター等で機械で製作することもできますが、どこの看板屋も職人さんに手作業でカットしてもらっているところが多いかと思います。



またチャンネル文字は金属製の文字で金属の光沢感や高級感がありますが若干お高くなります。しかしながら文字を光らせたい場合などはチャンネル文字でしか再現ができません。素材が金属ですので重量があります。ですのでどこにでも設置することが難しく外壁の仕様などによっては取り付けができない場合もあります。



このようにさまざまな素材・材料が存在していますのでまずは担当者にご相談してみることをおすすめします。ご予算に応じて選択できる幅もひろがります。


最後に簡単にですが公式ホームページの看板素材のページをご紹介しておきますのでお気軽にご覧下さい。その他のさまざまなものも紹介しています。

→ 看板に使われる素材 (素材紹介のページへ)